2018年11月13日(火)

最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 21,544.79 -725.09
日経平均先物(円)
大取,18/12月 ※
21,510 -740

日経チャンネルマーケッツでは、マーケット・経済専門チャンネル日経CNBCの番組をライブ配信。配信中の番組から注目のトピックスをお届けします。

岡崎良介の点と線[映像あり]

11月12日(月)14:18

大林組の4〜9月期純利益↑1% 米建築事業好調で[映像あり]

テレビ用液晶 中国勢の増産で4ヵ月ぶり値下がり

11月12日(月)13:04

[PR]

米国・欧州株概況

NY株ハイライト 成長鈍化観測で半導体株軟調、薄れるハイテクの投資妙味

2018/9/13 7:07
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=横内理恵】12日の米株式市場では貿易摩擦が和らぐとの期待からダウ工業株30種平均が続伸したものの、半導体株が売られ、相場の重荷となった。新型「iPhone(アイフォーン)」を発表したアップルも下げ、相場をけん引してきたハイテク株の先行き不透明感が意識された。

半導体関連株の下落が鮮明になってきた。12日はゴールドマン・サックスが投資判断を引き下げたマイクロン・テクノロジーが4%安と大幅続落し、半導体関連が全般につれ安した。ゴールドマンはDRAMの価格低迷やNAND型フラッシュメモリーの供給過剰などを背景に、2019年前半にかけて半導体市況が低迷するとして、マイクロンの業績見通しや目標株価を引き下げた。

半導体市場は過去数年にわたって成長が続き、従来の周期を超えた「スーパーサイクル」に入ったとの期待が最近まで高まっていた。しかしゴールドマンは「パソコンや携帯電話向け製品の在庫が積み上がり始め、企業のデーターセンター向け投資も19年は減速する」と予想。市況低迷は数四半期は続き価格下落が加速、18年と比べた19年の平均DRAM価格の下落率が20%台半ばになるという。

前日には香港のCLSA証券が、前週にはモルガン・スタンレーがそれぞれ半導体市場の成長鈍化の予想を示していた。米中貿易摩擦が打撃になるとの懸念もある。少し前から変調の兆しがあったが、ここに来てアナリストの厳しい見方が目立ってきた。

マイクロンの12日終値は5月末に付けた直近高値を35%下回った。インテルは横ばいで終えたものの、前日に直近高値を20%下回る「弱気局面入り」していた。フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は9月に入って4%前後下げ、50日移動平均を割り込んで200日移動に近づいている。

12日は新製品発表会を開催したアップルにも利益確定売りが出た。iPhone「X(テン)」の後継機として3機種を発表したが事前報道もあって意外感はなく、買い材料にならなかった。製品発表日の株価下落は前年と同様だ。

モルガン・スタンレーは12日付のリポートで「株式相場の上昇余地は限定的」との見解を示した。金融環境が引き締まり、企業の増益率が頭打ちとなることが背景だ。株価指数の大幅な調整は予想していないものの、このところ投資マネーが集中してきたハイテク株などの投資妙味は次第に薄れるとみている。

市場ではモルガンを筆頭にバリュー(割安)株を推奨するストラテジストが増えつつある。選別物色は投資意欲の強さの現れともいえるが、ハイテク株主導の相場と比べ、上昇の勢いが鈍る可能性が高そうだ。

今なら有料会員限定記事もすべて無料で読み放題

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム