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30代ザリガニさん、家計簿のススメ(投信ブロガー)

2019/4/16 12:00
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ブログ「ザリガニの米国株と資産運用の日記」を運営するザリガニさんは、外資系メーカーで研究開発に携わる30代前半の男性。都内の賃貸マンションで、最近 入籍したばかりの共働きの妻と2人暮らしをしている。

「入るを量りて出ずるを制す」。ザリガニさんの投資スタイルは家計簿をきっちりつけて収入と支出を細かくチェックし、余ったお金を貯金や投資に回すのが大きな特色。投資元本は夫婦合わせて既に1600万円 に達し、投資リターンは若干のプラス(3月末時点)という。

現在は配当金に狙いを定めた米国株投資を主体にしながらも、つみたてNISA(積み立て型の少額投資非課税制度)や企業型のDC(確定拠出年金)をフルに活用した投信積み立ても実践しているザリガニさんに話を聞いた。

■アベノミクス相場で投資デビュー

――どんなきっかけで投資を始めたのですか。

「社会人として何年か働いた後に、キャリアアップを考えたのが発端です。海外の大学院に留学したいと考え、学費や生活費など必要な資金を算出したところ、当時の貯金だけでは到底足りないことを思い知りました。奨学金を工面したとしても、これまで通り貯蓄を続けるだけではどうにもならないと感じ、何かしら資産を増やす手段がないか思案しました。2013年の春頃です」

「ちょうど、世間がアベノミクス相場に沸いていた時期と重なり、景気回復や株価上昇に関するニュースにも刺激されて、自分も投資をしてみようと決め、FP(ファイナンシャルプランナー)の著書を参考に投資を始めました」

「最初はそれまでためていたお金を元手に投資。その後は余裕資金の中から追加投資しています。16年からは毎月の収入から支出を除いたお金の6~7割を投資し、残りを貯金に回しています。今年からは妻の収入も投資や貯蓄に加わりました(図A)」

■長期の複利効果期待でつみたてNISAフル活用

――運用スタイルを教えてください。

「つみたてNISAと企業型のDCを最優先し、毎月積み立て投資をしています。長期の複利効果による値上がり期待からです。妻もつみたてNISAと個人型のDC(イデコ)をフル活用。まずは非課税制度の枠組みを最大限に利用したうえで、他にまとまった資金ができたら米国の個別株やETF(上場投資信託)に投資するというスタンスです」

「米個別株やETFは高配当や増配狙いで投資し、長期保有したまま給料以外の収入として定期的に配当金を受け取れる仕組み作りを重視しています。現在のところ、受け取った配当金はほとんど再投資に回し、つみたてNISAでは米国株式で運用するインデックスファンドを購入しています」

■肌で感じた米国企業のダイナミズム

――投資対象が米国株式に集中しています。

「リスクを取って投資してもいいと思えるのが米国株だからです。数年前に1年間ほど米国に赴任し、米国企業のダイナミズムを肌で感じることができました。大学教育や就労の機会を求めて、アジアをはじめ新興国から米国にやってくる同年代の青年の野心あふれるパワーに圧倒されました」

「最先端の製品やサービスは米国で生まれることが多く、世界を見渡した中で今後成長が見込めるのは米国企業だという考えから、17年後半に米国株式投資を始めました(図B)」

「それまでは日本の個別株に脈絡なく手を出していました。最初は手元資金があまりなかったので、少額投資ができて購入手数料が不要(ノーロード)の日本株インデックスファンドを購入しました。その後に利ざや狙いで日本株の短中期売買を始め、株主優待も楽しみにしてきたという具合です」

「先物取引(ミニ日経平均先物)にはまった時には値動きが気になって仕事が手につかず、あげくの果てに100万円近い損を出しました」

「これをきっかけに長期運用を強く意識するようになったのですが、米国株投資に関する個人ブログを読んで興味を持ったこともあり、18年からは本格的に米国株投資にシフトしました」

■家計簿管理で投資資金を捻出

――投資資金はどのように捻出しているのですか。

「家計簿をつけています。これはおススメです。社会人になりたての頃は、飲み会などでいつの間にかお金がなくなっていることが多く、これではまずいとお金の出入りをメモするようになりました」

「外食せずに自炊するなど普段の日常生活で節約を意識し、趣味の旅行などにはお金を惜しまないメリハリをつけた生活をしています。投信の購入時にはクレジットカード決済でもらえるポイントもうまく活用しています」

「結果的に、投資資金を捻出することができており、他に生活防衛資金として生活費1年半分の貯蓄を確保しています」

「独身のときには表計算ソフトで、給与収入や日々の交通費、食費など支出を細かく記入してきました、今年からは家計簿アプリを使い、夫婦合算で収入と支出を管理しています」

■50歳で毎月の配当金20万円が目標

――資産運用の目標はありますか。

「50歳になる20年後くらいまでに税引き後で毎月20万円程の配当金を得られるようにするのが今の目標です。もっとも、楽しい家庭生活を送りながら、仕事に専念することが一番大事なので、金融市場の日々の値動きに振りまわされずに、淡々と投資を継続していくだけです」

「投資のリスクについては、これまで積み上げた資産の15%くらい損失を出しても、年間の給与や賞与でカバーできるはずというざっくりした考えですが、夫婦でもう少し真剣に煮詰めていくつもりです。そして、金銭面であまり悩むことなく、家族の将来の選択肢を広げていけたらいいなと考えています」

(QUICK資産運用研究所 聞き手は高瀬浩、小松めぐみ)

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