2018年10月23日(火)

ダウ平均の上げ幅一時500ドル超 アップル株がけん引、急落で値ごろ感

2018/2/13 4:11
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【NQNニューヨーク=松本清一郎】12日午後(米東部時間)の米株式市場でダウ工業株30種平均の前週末比の上げ幅が500ドルを超え、2万4700ドル台に乗せる場面があった。9日は引けにかけて急速に切り返し、短期的な相場底入れが意識された。12日はアップルが4%超上げて相場上昇をけん引している。相場先行きはなお予断を許さないが、先週の株価急落で値ごろ感が高まった優良銘柄には見直し買いが入っている。

アップル株は12日、一時4.2%高の162.99ドルまで上昇した。同社株は1月18日に付けた上場来高値(180.10ドル)から9日の安値(150.24ドル)まで17%下落した。ダウ平均が1月26日の過去最高値から9日まで9%安だったのに比べ、下げがきつかった。QUICKファクトセットによると1年先の利益に基づくPER(株価収益率)は9日に一時12.5倍と16年12月以来の水準に低下し、株価指標でみた割安感も強まっていた。

アップルは昨年12月末時点で2851億ドル(約31兆円)の現金と現金同等物を保有する。そのうち94%が海外子会社にため込まれている。米税制改革を受け、海外から米国に還流させる資金で自社株買いや増配などを実施する可能性も改めて意識されているようだ。

12日の米株市場ではアマゾン・ドット・コム、航空機のボーイングも3%超上げる場面があった。中長期の成長が見込める銘柄への買い意欲の強さがうかがえる。米長期金利が一時2.86%まで上昇し、利ざや拡大期待からバンク・オブ・アメリカとモルガン・スタンレーが3%超上げるなど、金融株高も相場を押し上げている。

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