2018年8月14日(火)

大企業景況感、3期連続プラス 1~3月
半導体や設備投資好調

2018/3/12 10:17
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 財務省と内閣府が12日発表した法人企業景気予測調査によると、1~3月期の大企業全産業の景況判断指数(BSI)はプラス3.3だった。半導体需要の増加や活発な設備投資などを背景に3四半期連続でプラスを維持した。財務省は企業の景況感について「緩やかな回復基調が続いている」とする判断を据え置いた。

 指数は自社の景況が前期に比べ「上昇」したとの回答割合から「下降」の割合を引いた値。調査基準日は2月15日で、資本金1千万円以上の企業1万2811社から回答を得た。

 大企業のうち製造業はプラス2.9だった。国内外で建設機械や半導体製造装置の需要が増え、生産用機械器具製造業の景況感が大きく改善した。汎用機械器具製造業はファクトリーオートメーション(FA)向けを中心に好調だった。

 非製造業はプラス3.4だった。都市部の再開発が活発になるなか建設業の景況感が上向いたほか、情報通信業ではシステム開発や広告収入が増えた。

 大企業(全産業)の先行き4~6月期の見通しはプラス0.3、7~9月期はプラス5.8となった。一方、中小企業(全産業)の景況感は1~3月期はマイナス9.9と落ち込んだものの、4~6月期がマイナス2.6、7~9月期がマイナス1.6と依然マイナスではあるが、徐々に改善する見通しだ。

 2018年度の設備投資見通しは17年度に比べ6.5%減だった。17年度(見込み)が前年度に比べ5.0%増となるなど高水準だったことから反動を想定する見方が多いようだ。17年度は自動車向けやスマートフォン(スマホ)向けの素材・部品の生産能力を増強する投資が相次いだほか、鉄道の安全対策投資や複合施設の建設も活発だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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