7月の企業物価指数、前年比3.0%下落 原油安受け下げ幅拡大

2015/8/12付
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日銀が12日発表した7月の国内企業物価指数(2010年平均=100)は103.4で、前月比0.2%下落、前年同月比で3.0%下落した。原油安や中国景気の懸念を受けた原材料費の下落が影響し、前年比の下げ幅は6月(2.4%下落)から拡大し、2009年12月以来の大きさとなった。消費増税を除いたベースでの前年比は2.9%下落だった。

前月比での下落要因で最も影響が大きかったのは「石油・石炭製品」だった。原油価格の下落を受けて、ガソリンや軽油など石油製品の価格が下がった。中国の景気減速懸念に伴う国際商品市況の悪化で、銅地金などの非鉄金属にも下落圧力がかかった。

企業物価指数は企業同士で売買するモノの価格動向を示す。公表している814品目のうち、前年同月比で上昇したのは312品目、下落は382品目で、7カ月連続で下落品目が上昇品目を上回った。下落品目と上昇品目の差は6月から拡大し、13年5月以来の大きさだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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