2019年4月23日(火)

円安支えも外部環境に不透明感(先読み株式相場)

2019/2/12 8:46
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12日の東京株式市場で日経平均株価は上値の重い展開となりそうだ。外国為替市場での円安・ドル高進行を受け、買いが先行する公算は大きいものの、日本が祝日だった11日までに米ダウ工業株30種平均は4日続落するなど外部環境には不透明感が根強い。米中の閣僚級の貿易協議を控えて積極的に相場の上値を追う投資家は少なく、市場では日経平均が2万0400円程度が上値のメドになるとの見方があった。

11日のニューヨーク外国為替市場で円相場は一時1ドル=110円46銭と、約6週ぶりの円安・ドル高水準を付けた。輸出企業の採算改善が意識され、先週に下げが目立った自動車など輸出関連株に買い戻しが広がりそうだ。

11日のシカゴ市場で日経平均先物3月物(円建て)は2万0450円で終え、連休前8日の大阪取引所の清算値を160円上回った。春節(旧正月)明けの中国・上海の株式相場が上昇するなど、アジア株が総じて堅調だったことも日本株の買い戻しにつながる。

しかし、日経平均が戻りを試す展開は想定しにくい。円安・ドル高は欧州の景気減速懸念を背景にしたユーロ売り・ドル買いが、対円でのドル買いにつながった様相が強い。投資家は米中貿易摩擦の悪影響が欧州経済に対して想定以上に広がっていると身構えている。米中貿易問題を巡っては14、15日に閣僚級協議も予定されている。協議進展に楽観的な投資家は少なく、日本株の上値を積極的に買う投資家は限られるだろう。

個別では、ソフトバンクグループ(SBG)に注目だ。日本経済新聞電子版は12日、SBGが自動運転技術を開発する米新興企業に約1040億円出資したと伝えた。自社株買いの発表で株式需給の引き締まりを期待した買いが株価を押し上げる中、ファンド事業の成長に改めて期待した買いが入るとみられる。取引終了後には日産自マクドナルドが決算を発表する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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