2019年4月25日(木)

米株高好感、半導体関連に買いも(先読み株式相場)

2019/3/12 8:30
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12日の東京株式市場で日経平均株価は続伸しそうだ。前日の米株式相場の上昇を受け、投資家心理が改善し、海外投資家を中心に株価指数先物への買いが相場を押し上げるだろう。だが、3月の決算期末を前に、国内機関投資家の利益確定を目的とした売りが続くとの観測が根強い。市場では2万1300円台後半が上値のメドになるとの見方があった。

11日は前週末に大幅安となった後とあって目先の戻りを見込んだ買いが入り、日経平均は反発して2万1125円で終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が利上げ停止を改めて示唆したほか、1月の米小売売上高が市場予想を上回って増えたことも買い安心感につながり、米ダウ工業株30種平均は前週末から200ドル上昇。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物6月物は2万1150円と、11日の清算値を220円上回った。

米市場ではアップルやフェイスブックといった主力のハイテク株が買われた。主な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も2.4%上昇しており、利益確定売りが上値を抑えていた電子部品や半導体関連株に見直し買いが入りやすい。外国為替市場で円相場が1ドル=111円台前半を保っていることも採算悪化への警戒を緩め、輸出関連株への買いが相場を下支えするだろう。

しかし、買い一巡後は上値を追う動きに欠けそうだ。日本工作機械工業会が11日発表した2月の工作機械受注総額(速報値)は前年同月比29.3%減と5カ月連続で前年実績を下回った。中国需要の減速に加え、内需向けも減速しており「想定を超える減少率」(みずほ証券の三野博且シニアストラテジスト)との声も聞かれる。オークマなど機械株に売りが出れば、相場の重荷となりやすい。

取引開始前に財務省と内閣府が1~3月期の法人企業景気予測調査を発表する。ダイコー通産(7673)が東証2部に新規株式公開(IPO)する。欧州では英下院が欧州連合(EU)離脱協定案を採決するほか、米国では2月の消費者物価指数(CPI)が公表される。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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