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国内株概況

米中対立の緩和期待続く、ECBに注目(先読み株式相場)

2019/9/12 7:01
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12日の東京株式市場で日経平均株価は続伸か。通商問題を巡る米中間の対立緩和に対する期待から前日の米株式相場が上昇したことを受け、日本株にも好感した買いが先行する公算が大きい。もっとも日経平均は11日までに7日続伸して1000円近く上昇しており、短期的な過熱感も意識されやすい。市場では7月の高値(2万1756円)が上値メドとして意識されるとの見方があった。

11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸し、前日比227ドル(0.84%)高の2万7137ドルで取引を終えた。中国政府が同日に潤滑油など一部の米国製品に対する報復関税の除外を決定し、トランプ米大統領も「大きな動きだ」と述べた。米中対立による世界景気の減速懸念がやや和らぎ、建機のキャタピラーなど景気敏感株への買いが続いた。

12日早朝の大阪取引所の夜間取引で、日経平均先物9月物は前日の清算値と比べ100円高い2万1660円に上昇した。

日本時間夜には欧州中央銀行(ECB)理事会の結果が発表される。市場では利下げなど追加緩和の実施が確実視されている一方、市場の関心が高い量的緩和政策の再開については理事会のタカ派メンバーから慎重な発言が相次いでいる。結果を見極めたいとして積極的な取引を手控える雰囲気が強まりそうだ。

個別では、ZOZOに注目だ。12日の日本経済新聞電子版は、「ヤフーがTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化を目指す」と報じた。ZOZOの前沢友作社長もTOBに賛同して、経営から身を引くもようといい、同社株には買収期待を背景とした買いが優勢となりそうだ。

海外では、日本時間夜に米労働省が8月の消費者物価指数(CPI)を発表する。韓国市場は休場となる。

国内では、内閣府が寄り付き前に7月の機械受注統計を発表する。また、ゲーム見本市「東京ゲームショウ」が開幕する。今回は次世代通信規格「5G」がテーマで、NTTドコモなども出展する。福証Qボードにピー・ビーシステムズが新規上場する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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