2018年9月22日(土)

日経平均、もみ合いか 貿易摩擦にらみ(先読み株式相場)

2018/7/12 8:27
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 12日の東京株式市場で日経平均株価は、前日終値(2万1932円)を挟んでもみ合う展開となりそうだ。外国為替市場での円安・ドル高進行が好感され、前日大きく下げた輸出関連株には見直し買いが広がるだろう。だが、米保護主義が世界景気の減速につながるとの警戒から積極的に日本株の買い持ち高を増やす動きは鈍く、相場は方向感に乏しい動きが予想される。

 11日のニューヨーク市場で円は対ドルで一時1ドル=112円17銭と1月中旬以来およそ半年ぶりの安値を付けた。資源国や新興国通貨に対するドル高進行が対円でもドル買いを誘っており、日本時間12日早朝で円相場は111円台後半と前日の東京市場の終値から1円近い円安・ドル高水準で推移している。膠着していた円相場が下げの勢いを強めつつあることで、株式市場では採算改善への期待が改めて高まり自動車や機械といった輸出関連株に物色が向かいそうだ。

 もっとも、米保護主義への警戒が上値を抑える。トランプ米政権が中国の知的財産侵害に対する2000億ドル分の追加措置案を公表。米中貿易摩擦の懸念が再燃し、11日の米ダウ工業株30種平均は前日比219ドル安で終えた。追加措置案の悪影響をいち早く織り込んで下げていた大阪取引所の日経平均先物9月物は、夜間取引で11日の清算値を80円上回る2万1990円で終えた。中国側の対応次第では米中貿易摩擦が激化するとの警戒は拭えず、両国の出方を見極めたいとして日本株の買いも手控えられそうだ。

 個別ではサカタタネ(1377)が注目だ。11日に2018年5月期の年間配当を前の期比2円増の30円にすると発表した。従来は3円減の25円を計画していたが、一転増配となるため、株主還元の強化を好感した買いが集まりそうだ。14時にはユニファミマ(8028)が2018年3~5月期決算を発表する。取引終了後にはファストリ(9983)と安川電(6506)の決算発表がある。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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