SMBC日興の20年度企業業績見通し、経常益16.0%減 製造業下振れ

2020/9/11 12:33
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SMBC日興証券は11日、2020年度の金融を除く主要企業の経常利益が前年度比16.0%減になる見通しを発表した。6月に発表した前回予想(5.9%減)から大きく下振れした。非鉄金属や輸送用機器など製造業を中心に業績予想を下方修正した。

内需では特に、陸運業の業績見通しを大きく引き下げた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛による4~6月期の実績を反映した。一方、巣ごもり需要で4~6月期業績が堅調だった任天堂(7974)の業績見通しの引き上げがけん引役となり、その他製品は前回予想から大きく上振れする。純利益ベースでは、20年度の主要企業(除く金融)は7.0%減と、前回(4.7%増)から一転して減益に転じる見通しを示した。

21年度予想は、経常利益が前年度比40.6%増(前回29.5%増)、純利益が45.8%増(前回31.5%増)との見通しを示した。20年度業績の下振れによって「発射台」が低くなったため、反動が大きくなる。

業績見通しの修正を受け、安田光株式ストラテジストは20年末にかけて日経平均株価が2万4000円、東証株価指数(TOPIX)で1700ポイントが視野に入るとの見通しを示した。日本株は欧米株に比べて出遅れている点に加え、世界景気が明確な底入れ傾向を示すなかで12カ月先予想1株利益(EPS)の回復に伴って相場が上昇するシナリオを想定した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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