8月の投信運用、「新興国型」の下落目立つ
8月の投資信託の運用成績は、多くの分類でマイナスとなった。世界的な株安や新興国通貨安の影響で、新興国に投資するタイプの下落が目立った。投資対象資産の分類別にパフォーマンス(分配金再投資ベース)を見ると、「新興国株式型」は7%超のマイナス、「新興国債券型」は4%超のマイナスだった。
一方、「国内REIT(不動産投資信託)型」のリターンは4カ月連続のプラスだった。国内外の金利低下で、より高い利回りを求める投資家の資金が国内REIT市場に流入した。
(QUICK資産運用研究所 笹倉友香子)
