株、閑散に売り「あり」? 大型売り出しや決算に戦々恐々
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11日の東京株式市場で日経平均株価は前日終値(2万1687円)を挟んで小動きが続いている。前場の値幅(高値と安値の差)は92円にとどまった。国内固有の材料が少なく、模様眺めを決め込む投資家が多い。東証1部の売買代金は5日連続で2兆円を割り込みそうな情勢だ。
「閑散に売りなし」の相場格言があるように、本来であれば、薄商いは次の飛躍のためのエネルギーをため込んでいる状態ともいえ、必ずしも悲観する必要...
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