2018年2月19日(月)

8月の機械受注3.4%増、製造業上向く 判断「持ち直し」に

2017/10/11 10:02
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 内閣府が11日発表した8月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力除く民需」の受注額(季節調整値)は、前月と比べ3.4%増の8824億円と2カ月連続で増加した。金額は2016年7月以来の高水準。QUICK算出の市場予想(0.8%増)を大きく上回った。スマートフォンや自動車などの好調が部品や素材といった関連業種へ波及し、製造業が伸びて全体を押し上げた。

 内閣府は基調判断を「持ち直しの動きがみられる」と、従来の「足踏みがみられる」から上方修正した。基調判断の表現変更は5月以来3カ月ぶり、上方修正は16年7月以来1年1カ月ぶり。

 製造業は16.1%増の4130億円だった。製造業の伸び率と受注額はともに16年1月以来の大きさ。食品製造業の火水力原動機が目立ったほか、化学関連やゴムなどで工場の生産設備向けの工作用機械が伸びた。内閣府は「堅調な外需を支えに設備投資に対する需要の裾野が広がっており、製造業の基調が全般に上向いている」(経済社会総合研究所)と指摘した。

 非製造業は3.1%増の4869億円で、3カ月連続で伸びた。金融業・保険業でシステム関連の投資があったほか、インバウンド(訪日外国人)の旅行需要拡大などで鉄道車両が引き続き好調だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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