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4~9月の経常黒字2兆239億円 上期で過去最小

財務省が11日発表した2014年度上期(4~9月期)の国際収支状況(速報)によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は2兆239億円の黒字だった。黒字額は前年同期の3兆810億円を下回り、年度上期としては現行基準で統計を比較できる1985年度以降で最小だった。海外投資などによる第1次所得収支の黒字は、下期を含む年度半期で過去最大となったものの、燃料や電子部品などの輸入増加で貿易赤字が大幅に膨らんだ。

上期の貿易収支は、輸送の保険料や運賃を含まない国際収支ベースで4兆3974億円の赤字。赤字額は前年同期の3兆7517億円を上回り、年度上期では現行基準で統計を遡ることができる1996年度以降で最大となった。輸出額は36兆1668億円で、金属加工機械や自動車を中心に前年同期比5.5%増加した。輸入額は6.7%増の40兆5641億円で、液化天然ガス(LNG)や半導体等電子部品の輸入増加が目立った。

サービス収支は1兆8152億円の赤字。旅行収支が訪日外国人観光客数の増加を背景に大幅に改善したものの、サービス収支全体での赤字額は前年同期に比べ1142億円増加した。一方、日本企業が海外投資などで得る配当や利子を反映した第1次所得収支は9兆1487億円の黒字だった。黒字額は前年同期の9兆183億円を上回り、下期を含む年度半期での比較でも1985年度以降で最大となった。

同時に発表した9月の経常収支は9630億円の黒字で、黒字額は前年同月比61.9%増加した。貿易収支は7145億円の赤字(前年同月は7135億円の赤字)で、第1次所得収支は2兆352億円の黒字。第1次所得収支の黒字額は9月としては過去最大だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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