9月の機械受注、前月比4.4%減 市場予想0.9%減

内閣府が12日発表した9月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比4.4%減の7193億円だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.9%減だった。
うち製造業は2.0%増、非製造業は3.2%増だった。前年同月比での「船舶・電力を除く民需」受注額(原数値)は11.5%減だった。内閣府は基調判断を「下げ止まりつつある」で据え置いた。
同時に発表した7~9月期の四半期ベースでは前期比0.1%減だった。10~12月期は前期比1.9%減の見通し。
機械受注は機械メーカー280社が受注した生産設備用機械の金額を集計した統計。受注した機械は6カ月ほど後に納入されて設備投資額に計上されるため、設備投資の先行きを示す指標となる。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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