良品計画社長、消費増税前駆け込み需要「大型家具など伸びた」
良品計画(7453)の松崎暁社長は10日、都内で開いた2019年3~8月期決算会見で、消費増税に伴う駆け込み需要について「大型家具などの売れ行きが好調で在庫の消化が進んだ」と話した。9月の直営既存店売上高は前年同月と比べて21.9%伸びたが「なかでも生活雑貨が32.8%増えた」と述べた。
消費の反動減については、2014年の増税時と比較して「税率の引き上げ幅が2%にとどまるうえ、さまざまな免税や減税の施策がある」と語った。14年の4月には既存店の売上高が前年割れしたが、5月には1.5%増に回復したとして「下期の売上高の計画は達成できる」と自信を示した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕