2018年12月18日(火)

米シカゴ連銀総裁、利上げ「18年半ばまで待ちたい」 物価低迷で

2018/1/11 2:48
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【NQNニューヨーク=古江敦子】米シカゴ連銀のエバンス総裁は10日に講演し、昨年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを主張した理由について「2018年半ばまで利上げを待ちたかった」と述べた。物価上昇の兆しが依然として見えないためという。物価を一時的に押し下げている要因が完全になくなるまで、物価上昇に自信が持てないとの慎重な姿勢を示した。

雇用情勢については「完全雇用に達したとは思わない」と指摘した。「労働需給が完全に引き締まっていれば、賃金上昇が加速するはずだ」といい、その兆しが見られないためと説明した。米経済が過熱するリスクは現時点でみられないという。物価上昇の勢いが一段と鈍れば、米連邦準備理事会(FRB)に景気刺激の手立てはほとんど残されてないと述べた。

18年の米経済成長率は大型減税の効果などで2.5%よりやや強まるとの見解を示した。労働市場の改善も続くとみているという。

エバンス総裁は18年のFOMCで投票権を持たない。市場では利上げに慎重な「ハト派」とみられている。

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