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投信コラム

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「下落に耐えられる?」自問自答を(運用相談室)

2020/3/25 12:00
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資産運用の悩みは人それぞれ。投資信託をどう選んだらいいのかも、年齢や年収、投資経験などで違ってくる。日経電子版の「投資信託サーチ」を使いながら、投信選びのヒントを資産運用のプロが解説する。今回助言してくれるのは、独立系金融アドバイザー(IFA)の五十嵐修平氏。

【相談内容】Hさんは55歳の開業医。専業主婦の妻と高校生・中学生の子どもの4人で都内に暮らす。銀行の担当者に勧められるままに投資信託をいくつか購入したが、相場が悪い時に大きく値下がりするのを見て疑問を抱いた。そこまで高いリターンを求めていないので、リスクを抑えた運用方法に見直したい。

■半分に値下がり、耐えられますか?

Hさんと同じようなご相談をお客様から頻繁に受けます。預金の代替として投資信託を買ったつもりが、思ったより値動きが大きいと不安になりますよね。

少し過去にさかのぼって、日経平均株価の値動きを振り返ってみましょう。米リーマン・ショック時は2008年10月までの1年間で日経平均はほぼ半値になり、元の水準に戻るまでに6年ほどかかりました。

この局面で日経平均に連動する運用成果を目指す投資信託を保有していた場合、途中で売ってしまいたくなる衝動を抑えることができるでしょうか。「耐えられそうにない」と思ったら、きっとこの投資信託は自分の「リスク許容度」に合っていないのです。

■ライフステージに合った運用を

リーマン・ショックは極端な例かもしれませんが、資産運用に取り組む場合に「どれくらいの値下がりなら受け入れられるか」を自問自答してみるのは有効です。一時的な急落に我慢できずに売ってしまうと、その後に相場が回復しても恩恵を受けることはできません。自分のペースで長く運用を続けられそうな投資信託を選ぶことが重要です。

もう一つ大切なのが、ライフステージに合っているかどうかという視点です。Hさんには進学を控えた2人のお子さんがいらっしゃいます。この先の数年間は、学費や生活費など何かと物入りになるでしょう。いざというときに「現金化しやすいか」は大事なポイントです。そうなると、やはりリスクが大きいタイプを避けるのがいいでしょう。いつ解約しても、投資していたお金の大部分が戻ってくるほうが安心だからです。

■リスクの小さい「バランス型」を検索

それでは、Hさんに向きそうな投資信託を具体的に選んでいきましょう。日経電子版の「投資信託サーチ」を使い、図表の手順で条件を入力してみてください。

お薦めしたいのは複数の資産に分散投資する「バランス型」で、純資産総額10億円以上に絞ります。純資産総額が小さいと思いがけず償還されてしまい、運用が続けられなくなるリスクがあるからです。さらに安全策を取って、「バランス型」の中でもリスク(5年)が平均以下のものにしてみましょう。複利効果を得るために、決算頻度は年1回を選びます。

検索結果を見ると、一番上に「東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)<愛称:円奏会(年1回決算型)>」が出てきました。国内の債券と株式、不動産投資信託(REIT)で運用するファンドです。2月末時点で過去5年のリターンは9.02%ありますが、値動きの大きさを表すリスクは年率で2.38%にとどまっています。

値動きが小さいということは、なんらかの事情で運用を中断しなければならないときに、資産が大きく目減りしている可能性が低いことを意味します。過去の運用実績が将来ずっと続くとは限りませんが、投信を選ぶ際の一つの参考になると思います。

五十嵐修平氏 
バリューアドバイザーズ(東京・新宿)社長。証券会社、不動産会社勤務を経て2013年2月に独立。

(QUICK資産運用研究所)

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