2019年6月18日(火)

10月の経常黒字、40.1%減 貿易収支が赤字に転じる

2018/12/10 10:15
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財務省が10日発表した10月の国際収支状況(速報)によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は1兆3099億円の黒字だった。黒字は52カ月連続だが、黒字額は前年同月に比べて40.1%減少した。第1次所得収支は大幅な黒字が続いた半面、貿易収支が赤字に転じた。

海外企業から受け取る配当金や債券の利子などを示す第1次所得収支は2兆472億円の黒字だった。黒字額は5.4%拡大し、10月として過去最高だった。海外子会社から受け取る配当金など直接投資収益が伸びた。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3217億円の赤字(前年同月は4286億円の黒字)だった。原油高を背景に原粗油や液化天然ガス(LNG)の輸入が増加し、輸入額が全体で20.5%増加した。自動車や原動機、半導体等電子部品などの好調で輸出額も7.7%増加したが、輸入の増加が上回った。

輸送や旅行といった取引の収支を示すサービス収支は2330億円の赤字(前年同月は223億円の赤字)だった。知的財産権等使用料の受け取りが減少した。

旅行収支は1835億円の黒字となり、10月として過去最高だった。訪日外国人の増加が寄与した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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