ボーイング株が反落 開発の大型機の試験中止で

2019/9/10 0:08
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=横内理恵】9日午前の米株式市場で航空機大手ボーイングの売りが優勢になっている。株価は前週末比2.3%安の354.73ドルまで下落する場面があった。7日に開発中の大型旅客機「777X」の試験の1つを中止したことが明らかになった。777Xの開発が遅れるとの懸念が出た。

ロイター通信などの報道によると、地上で高圧力の負荷をかける6日の試験で貨物ドアが吹き飛んだという。米連邦航空局(FAA)から認証を得るために必要な試験の最終段階だった。搭載するゼネラル・エレクトリック(GE)製のエンジンに問題があり、ボーイングはすでに777Xの初飛行を2019年夏から20年初めに延期していた。7月下旬には20年後半の納入開始にも「大きなリスクがある」と指摘していた。

2度の墜落事故を起こした主力旅客機「737MAX」の運航再開のメドも立っておらず、777Xの開発の遅れがさらに業績の伸びを抑えると懸念された。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]