株、金融主導の戻り相場 逆流は9月半ばまでか
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9日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前週末比106円高の2万1305円で前場を終えた。米中貿易協議の進展期待から機械など景気敏感株への買いが続くなか、金融など割安(バリュー)とされる銘柄への買い戻しも活発となり相場の支えとなった。日経平均は約1カ月ぶりの高値水準を回復しているが、戻り相場の賞味期限は短命に終わるとの見方は根強い。
9日は保険や地銀など金融株の上げが目立った。日銀の黒田...
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