7月の経常黒字、黒字幅縮小 貿易収支など赤字幅拡大で

2019/9/9 9:50
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財務省が9日発表した7月の国際収支状況(速報)によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は1兆9999億円の黒字だった。黒字は61カ月連続となったが、黒字幅は前年同月に比べ1.3%縮小した。海外企業から受け取る配当金や投資収益を示す第1次所得収支の黒字幅が拡大した半面、貿易収支やサービス収支の赤字幅は拡大した。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は745億円の赤字(前年同月は86億円の赤字)だった。輸出額は6兆5049億円と、前年同月比3.9%の減少となった。中国向けの半導体等製造装置や自動車部品の輸出減が響いた。輸入額は3.0%減の6兆5795億円だった。輸出額の減少が輸入額の減少を上回ったことから、貿易赤字幅が拡大した。

第1次所得収支は2兆3899億円の黒字だった。直接投資収益が伸び、黒字額は1.2%拡大した。一方、輸送や旅行といった取引の収支を示すサービス収支は2299億円の赤字(前年同月は1565億円の赤字)と、赤字幅が拡大した。第2次所得収支は856億円の赤字(前年同月は1702億円の赤字)だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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