マクドナルド、2月の既存店売上高28.7%減 13カ月連続マイナス
日本マクドナルドホールディングス(2702)は9日、2月の既存店売上高が前年同月と比べ28.7%減ったと発表した。マイナスは13カ月連続。減少率は上場して以降最大だった1月(38.6%減)より縮小したものの、2番目の大きさだった。
1月から全国各地で商品への異物混入が明らかになったことに加え、昨年に発覚した仕入れ先の中国の食肉加工会社が使用期限切れ鶏肉を使っていた問題も尾を引き、消費者が利用を控える動きが続いている。
2月の客数は19.1%減と22カ月連続のマイナスで、客単価も11.8%減と8カ月連続のマイナスだった。客数の減少幅は前月(28.5%減)より縮小したが、同社は「事業環境は予断を許さない状況が続いている」としている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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