2019年4月24日(水)

上値重い展開か 半導体関連が重荷(先読み株式相場)

2019/1/9 8:05
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9日の東京株式市場で日経平均株価は上値の重い展開か。8日の米株式相場が続伸したのを好感し、買いが先行するとみられる。だが、日経平均は昨年12月の安値から約1000円上昇し、戻り売りが出やすい。半導体関連株にも利益確定売りが出やすく、相場の上値を抑えそうだ。市場では日経平均は2万0100円~2万0350円で推移するとの見方があった。

8日の米ダウ工業株30種平均は前の日から256ドル上昇し、約3週ぶりの高値を付けた。トランプ米大統領が米中協議に関して「非常に順調に進んでいる」とツイッターに投稿し、協議進展への期待が高まった。シカゴ市場で日経平均先物3月物(円建て)の清算値は2万0295円と大阪取引所清算値を75円上回るなど、投資家心理は改善傾向にあり海外投資家の買いが相場を支えるとみられる。

もっとも、買い一巡後は日経平均が下げに転じる場面もありそうだ。8日は主要な半導体企業で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落。米半導体製造装置のアプライドマテリアルズが大きく下落するなど関連株に売りが目立った。「東京市場でも値を戻していた半導体関連株に利益確定売りを促しやすい」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との声が聞かれ、東エレクなど関連株が相場の重荷になるだろう。

個別ではソフトバンク(SB)に注目だ。同社株は9日から賃借銘柄に選定され、制度信用取引で売り建て(空売り)ができるようになる。米MSCIの指数組み入れに伴う機関投資家のSB株への買い需要は一巡しているため、売りに押される場面が多くなりそうだ。

国内では、厚労省が11月の毎月勤労統計速報を発表する。取引終了後にはウエルシアイオンが2018年3~11月期決算を公表する。米国では米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(12月18~19日開催分)の発表などが予定されている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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