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日経平均、米ハイテク株の調整重荷(先読み株式相場)

9日の東京株式市場で日経平均株価は反落しそうだ。米国株相場がナスダック市場を中心に大幅な調整が続いており、日本株の重荷となるだろう。米ハイテク株に投資するソフトバンクグループ(SBG)や半導体関連に売りが先行する公算が大きい。日経平均株価は前日終値(2万3274円)から250円程度の下げが予想される。

休場明け8日の米ダウ工業株30種平均は3日続落し、632ドル安だった。スマートフォンのアップルが6.7%安となるなど、主要ハイテク株への利益確定売りが続いた。ソフトウエアのマイクロソフトや、顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコムも5%超下げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4%安となり、高値からの下落率は「調整局面入り」とされる10%に達した。S&P500種株価指数への採用が見送られた電気自動車(EV)大手テスラは21%安。フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)も4%超下げた。きょうの日本株市場でも、半導体関連などを中心にハイテク株には売りが優勢となるだろう。

原油先物相場の動向も気がかりだ。8日の米市場では、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で10月物が一時1バレル36ドル台前半と、期近物としては3カ月ぶり安値を付けた。新型コロナによる需要低迷が改めて意識されており、原油安が投資家心理の重荷となる場面もありそうだ。

一方で、日本株は大きく下げれば日銀の上場投資信託(ETF)買いが期待できることや、米国のように相場をけん引してきたGAFAのような大型ハイテク株がないため、米株式相場に比べ下げ幅は限られるとの見方も多い。

日本時間9日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。9月物は前日の清算値と比べ240円安い2万3010円で終えた。

きょうは8月の工作機械受注額(速報値)が公表になる。日本時間10時30分には8月の中国消費者物価指数(CPI)が発表される。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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