4月の実質賃金、前年同月比0.7%減 新型コロナで残業代減少

2020/6/9 8:30
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厚生労働省が9日発表した4月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比0.7%減少した。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うテレワークの広がりで残業時間が減ったのが響いた。残業代の減少率は過去最大となった。

名目賃金にあたる1人あたりの現金給与総額は27万5022円で、0.6%減少した。内訳によると、基本給にあたる所定内給与が横ばい、ボーナスなど特別に支払われた給与は10.6%増だった。一方、残業代など所定外給与は12.2%減と、比較可能な2013年1月以来、最大の減少率だった。所定外労働時間は18.9%減った。

パートタイム労働者の時間当たり給与は6.0%増の1221円だった。パートタイム労働者比率は0.55ポイント低下の30.54%で、18年5月以来の低水準となった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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