日銀大阪支店長、関西経済「緩やかな拡大を継続」 支店長会議

2019/4/8 16:31
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日銀の山田泰弘大阪支店長は8日午後、支店長会議後に開いた記者会見で、関西地域の経済について「緩やかな拡大を続けている」との認識を示した。インバウンド(訪日外国客)消費が堅調に推移しており、内需の堅調さにも変わりがないと強調。中国経済減速などの影響で輸出や生産は弱い動きとなっているものの、年後半に向けて持ち直しに向かうとの見方を前提に、地域の景気判断を引き下げるほどではないと説明した。

足元の輸出・生産について、中国向けは弱めの動きであるものの「欧米や東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは増えている」と指摘。中国政府による景気刺激策などを支えに「中国向けも、年後半あるいは年度後半には回復に向かうとの声が(企業からは)多い」と説明した。

国内の労働需給の逼迫については「企業から受注をさばききれないという声が出ている」と話した。労働需給の引き締まりは景気のプラス要因であると同時に「人手不足が事業制約にもなる」として、注視していく姿勢を示した。

日銀は同日公表した4月の地域経済報告(さくらリポート)で、近畿地域の景気判断を「緩やかな拡大を続けている」に据え置いた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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