/

日本製鉄の前期、4315億円の最終赤字 室蘭・八幡も高炉休止へ

日本製鉄が8日発表した2020年3月期(前期)の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が4315億円の赤字(前の期は2511億円の黒字)だった。鉄鋼の需要低迷による生産・出荷量の減少や原料価格の高騰などが重荷となった。各地の製鉄所について多額の減損損失を計上したことも響き、最終赤字に転落した。

売上高にあたる売上収益は4%減の5兆9215億円だった。米中貿易摩擦を背景に自動車やほかの製造業向けの鉄鋼需要が世界的に減少するなか、新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が一段と減退した。工場休止や生産集約など構造改革も進めたが、市況悪化や台風や落雷といった災害の影響もあり、本業のもうけを示す事業損益は2844億円の赤字(前の期は3369億円の黒字)となった。

21年3月期通期の連結業績予想については「新型コロナウイルス感染拡大による影響の規模および期間が不透明な状況にあり、現時点では合理的な算定・予想を行うことができない」として「未定」とした。

同社は8日、新型コロナ感染拡大の影響による鉄鋼需要減を背景に、室蘭製鉄所(北海道室蘭市)と九州製鉄所八幡地区(北九州市)でそれぞれ高炉1基を休止すると発表した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

企業:

関連キーワード

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン