日銀大阪支店長、関西経済「緩やかな拡大続く」 支店長会議

2019/7/8 16:20
保存
共有
印刷
その他

日銀の山田泰弘大阪支店長は8日午後、支店長会議後に開いた記者会見で関西地域の経済について「一部に弱めの動きが見られるものの、緩やかな拡大を続けている」との認識を示した。輸出・生産面において中国やアジア新興工業経済群(NIES)向けが弱めの動きとなっているものの、欧米向けの輸出は堅調でインバウンド(訪日外国客)消費が好調なことから景気判断を据え置いた。一方で海外経済については「不確実性は大きく、こうした動向が生産に与える影響を注視していきたい」と述べた。

米中貿易問題については、20カ国・地域首脳会談(G20)にあわせて開かれた米中首脳会談で米国がすべての中国製品に関税をかける「第4弾」が回避されたことについて「企業は胸をなで下ろした面がある」と述べた。ただあくまでも発動が先送りされている状態のため、実際に関税がかけられれば「影響は小さいものではない」と警戒感も示した。

10月に予定されている消費税率の引き上げについては、「(消費増税前の駆け込み需要が)個人消費の堅調な姿を押し上げている1つの要因」と述べた。一方で10月以降の個人消費についても「(駆け込み需要を)差し引いても今の個人消費の堅調さは維持できる」との考えを示し、今後も個人消費が底堅く推移するという認識を示した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]