2019年1月19日(土)

6月の経常収支、9744億円の黒字 原油安で貿易黒字拡大

2016/8/8 9:55
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財務省が8日発表した6月の国際収支状況(速報)によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は9744億円の黒字だった。黒字は24カ月連続。原油安で貿易収支の黒字幅が拡大した。

貿易収支は7636億円の黒字と、黒字幅は前年同月から6409億円拡大した。原油や液化天然ガス(LNG)など燃料価格が下落し、輸入額が5兆705億円と20.2%減少。自動車や鉄鋼などの低迷で輸出額も5兆8341億円と9.9%減少したが、輸入額減少による影響が上回った。

サービス収支は1676億円の赤字だった。ただ、訪日外国人の増加を背景に旅行収支が1996年以降の6月として過去最大の黒字となり、赤字幅は前年同月に比べて293億円縮小した。

第1次所得収支は4175億円の黒字と、黒字幅は前年同月に比べて2251億円縮小した。円高が進み、企業が海外子会社から受け取る配当金収入や証券投資からの収益が目減りした。

同時に発表した1~6月期の経常収支は10兆6256億円の黒字だった。1~6月としては、リーマン・ショック前の07年(12兆6993億円の黒字)以来、9年ぶりの高水準だった。貿易収支は2兆3540億円の黒字と、東日本大震災が発生した11年の1~6月期(1668億円の黒字)以来、5年ぶりに黒字へ転換した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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