/

8月の街角景気、現状・先行きとも改善 判断は据え置き

内閣府が8日発表した8月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、3カ月前と比べた足元の街角の景気実感を示す現状判断指数(DI、季節調整済み)は43.9と前月から2.8ポイント上昇し、4カ月連続で改善した。2~3カ月後の景気の良しあしを判断する先行き判断指数(DI、季節調整済み)も42.4と同6.4ポイント上昇し2カ月ぶりに改善した。

現状、先行きとも指数を構成する家計、企業、雇用関連のDIがそれぞれ上昇した。内閣府は、現状の基調判断を「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる」に据え置いた。先行きは「感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しへの期待がみられる」とした。

新型コロナの影響で停滞していた経済活動を再開させる動きが徐々に広がっていることを好感する声がでている。政府の旅行需要喚起策「Go To トラベル」など「宿泊補助金制度のおかげで、露天風呂付き客室をはじめ単価の高い部屋の稼働が良い」(北陸の観光型旅館)といった声があった。

在宅勤務やリモートワークの広がりなどを背景に、エアコンなど家電製品が売れているといった声や「ネットワークインフラの高速化、高度化の要望が強く、受注は好調だ」(東海の電気機械器具製造業)といった声もあった。「良くも悪くも客が新型コロナに慣れてきて、秋口に発売される新型車が登場しても春のように自粛ムードは強くならないため、来客数は確実に増加する」(中国の乗用車販売店)といった見立ても出ていた。

一方で、足元では猛暑に加え、新型コロナ対策としての営業自粛要請の影響で「消費者が警戒し、来客数が減少している」(近畿の一般レストラン)など、厳しい声もある。先行きも「冬に向けての新型コロナの感染拡大状況による」(東海の都市型ホテル)、「客の販促広告の削減も継続が予想されており、依然として厳しい状況が続く」(四国の広告代理店)など警戒感は根強い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン