ローソンの3~8月期、純利益84%減 コロナで客数減
ローソン(2651)が8日発表した2020年3~8月期の連結決算で純利益は前年同期比84%減の33億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大によるリモートワークの広がりや外出の減少などでコンビニの客数と売り上げが大幅に落ち込んだ。
売上高にあたる営業総収入は13%減の3228億円、営業利益は55%減の166億円だった。国内コンビニエンスストア事業の不調に加え、興行の中止などに伴いチケット取扱高が大きく減ったエンタテインメント関連事業が振るわなかった。成城石井事業は新型コロナによるスーパーマーケット需要の高まりを受け、生鮮品を中心に好調だったが補えなかった。
21年2月期(今期)の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比75%減の50億円、営業総収入は8%減の6700億円を見込む。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕