日産自の4~9月期、純利益11%減 販売減や原材料費の高騰で
日産自動車(7201)が8日発表した2018年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比11%減の2462億円だった。世界販売が減少したほか、原材料費の高騰なども重荷になった。

売上高は2%減の5兆5327億円だった。世界販売台数は5万台減の268万3000台だった。北米や欧州の落ち込みが響いた。国内や中国は増加したが補えなかった。
営業利益は25%減の2103億円だった。原材料費の高騰に加え、研究開発・生産費用が上昇した。新興国通貨の下落も営業減益要因となった。
19年3月期通期業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比微増の12兆円、営業利益は6%減の5400億円、純利益は33%減の5000億円を見込む。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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