2019年3月20日(水)

1月の経常収支、5208億円の黒字 旅行収支は単月で最高

2016/3/8 9:54
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財務省が8日発表した1月の国際収支状況(速報)によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は5208億円の黒字だった。経常黒字は19カ月連続で、前年同月(1018億円)から黒字幅が拡大。1月としては東日本大震災前の2011年1月以来、5年ぶりの高水準となった。原油安による輸入減の影響で、貿易収支が改善した。サービス収支に含まれる旅行収支は、訪日外国人客の増加を背景に単月で過去最高を記録した。経常収支は、QUICKがまとめた市場予想(7452億円の黒字)は下回った。

貿易収支は4110億円の赤字だった。輸出額はアジア向けが振るわず、前年同月と比べ15.4%減った。一方、輸入額も液化天然ガス(LNG)や原粗油の減少で19.8%減り、貿易赤字は前年同月の8566億円から縮小した。

サービス収支は2267億円の赤字だった。旅行収支が1347億円の黒字(前年同月は440億円の黒字)に拡大したのが寄与し、サービス収支も前年同月(3762億円の赤字)から改善。この結果、貿易・サービス収支は6377億円の赤字となり、前年同月から赤字幅が縮小した。

第1次所得収支は1兆3310億円の黒字で、収支項目別の黒字額は最大だった。ただ、対ユーロでの円高でユーロ建て債券からの利息収入が減り、前年同月(1兆4190億円の黒字)から黒字額は抑えられた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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