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1~3月期GDP改定値、年率1.9%増に上方修正 設備投資上振れ

内閣府が8日発表した2016年1~3月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0.5%増、年率換算では1.9%増だった。5月18日公表の速報値の前期比0.4%増、年率1.7%増から上方修正され、QUICKが3日時点でまとめた民間予測の中央値(前期比0.5%増、年率1.9%増)と同水準となった。法人企業統計など最新の統計を反映した結果、設備投資が上振れしたことが上方修正につながった。

実質GDPを需要項目別にみると、設備投資は前期比1.4%減から0.7%減に上方修正した。不動産や工作機械などで投資が鈍かったものの、化学や小売業などでは投資が伸びた。民間在庫の寄与度は速報値のマイナス0.0ポイントからマイナス0.1ポイントとなった。仕掛かり品の在庫が速報値で仮置きしている水準を下回った。

個人消費は0.5%増から0.6%増に上方修正となった。携帯電話や自動車などが速報値からの上振れに寄与した。公共投資は0.3%増から0.7%減となった。3月分の建設総合統計が低調だったことが響いた。

実質GDPの増減への寄与度をみると、内需がプラス0.3ポイント(速報値はプラス0.2ポイント)となった。輸出から輸入を差し引いた外需はプラス0.2ポイントとなり、速報値から変わらなかった。

生活実感に近い名目GDPは前期比0.6%増(0.5%増)、年率では2.4%増(2.0%増)だった。総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは、前年同期と比べてプラス0.9%となり、速報値と同じだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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