セブン&アイ社長、ヨーカ堂40店閉鎖「地方に集中」
セブン&アイ・ホールディングスは8日、傘下のそごう・西武とイトーヨーカ堂について下半期以降に実施する事業構造改革を発表した。そごう・西武では、赤字基調が続く西武春日部店(埼玉県春日部市)を2016年2月29日付で閉店すると正式に発表した。好調な旗艦店などに経営資源を集中させて収益の改善を図る。
イトーヨーカ堂でも収益改善の見込めない店舗を今後5年間で40店舗閉鎖する。閉鎖を検討する店舗名は明らかにしていないが、同日の決算会見で村田紀敏社長は「首都圏は立地のいい店舗が多く、閉店はあるとすれば地方に集中する」と話した。また、本部の人員を3割削減して本部機能の一部を店舗に委譲、店舗主体の営業体制に移行する。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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