GDP年率1.2%増に上方修正 16年10~12月改定値、設備投資上振れ

2017/3/8 9:44
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内閣府が8日発表した2016年10~12月期の国内総生産(GDP)改定値の伸び率は物価変動を除いた実質で前期比0.3%増、年率換算では1.2%増だった。設備投資が大きく上振れし、速報値(前期比0.2%増、年率1.0%増)から上方修正した。ただ、QUICKが7日時点でまとめた民間予測の中央値(前期比0.4%増、年率1.6%増)を下回った。

実質GDPの伸び率を需要項目別にみると、設備投資は前期比0.9%増から2.0%増に上方修正した。不動産、建設や食品を中心に設備投資が伸びた。個人消費も0.0%減から0.0%増へと若干改善した。自動車販売が好調だったほか、不振の衣服もやや持ち直した。

民間住宅は0.2%増から0.1%増に引き下げた。不動産仲介手数料が減少した。民間在庫の寄与度は速報値のマイナス0.1ポイントからマイナス0.2ポイントに下振れした。基礎化学や自動車向けの仕掛かり品在庫で下方改定した。公共投資は12月の建設総合統計の結果を受け、1.8%減から2.5%減に下方修正した。

実質GDPの増減への寄与度をみると、内需がプラス0.1ポイント(速報値はマイナス0.0ポイント)となった。輸出から輸入を差し引いた外需はプラス0.2ポイントと横ばいだった。

生活実感に近い名目GDPは前期比0.4%増(0.3%増)、年率では1.6%増(1.2%増)だった。総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは、前年同期と比べてマイナス0.1%となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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