中国株、日本と似通うバブル崩壊 東京は過剰反応か
日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一
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急落が続く中国株式相場。不安心理は8日の東京株式市場にも波及し、日経平均株価は一時、心理的な節目の2万円を割り込んだ。四半世紀前にバブル崩壊を経験した日本。最近の中国株の崩壊も当時の日本と似通う点がある。一方で、日本株の連れ安は「過剰反応」との見方もある。
世界銀行によれば、2014年時点で世界全体の国内総生産(GDP)に占める中国の割合は14%。米国に次ぐ世界2位の経済大国に成長したが、その割合...
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