2019年1月20日(日)

2月の経常収支、1兆4401億円の黒字 3年5カ月ぶり高水準

2015/4/8付
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財務省が8日発表した2月の国際収支状況(速報)によると、モノやサービスなど海外との総合的な取引状況を表す経常収支は1兆4401億円の黒字だった。黒字は8カ月連続で、2011年9月(1兆6145億円の黒字)以来3年5カ月ぶりの高い水準だった。経常黒字が1兆円を超えたのは13年3月(1兆2874億円)以来約2年ぶり。

2月は前年同月の5988億円の黒字から改善し、QUICKがまとめた民間予測の中央値(1兆1293億円の黒字)も上回った。原油安で貿易収支の赤字幅が縮小したほか、訪日外国人客数の増加で旅行収支が単月として過去最高の黒字となり、サービス収支の赤字幅が小さくなった。

2月の貿易収支は1431億円の赤字だった。前年同月から4297億円赤字幅が縮小した。自動車や電子部品などの輸出が伸び、輸出額は5兆9588億円と232億円(0.4%)増えた。一方、原油安でエネルギーの輸入は減少し、輸入額は6兆1020億円と4065億円(6.2%)減った。

旅行や輸送などのサービス収支は1087億円の赤字だった。前年同月から583億円赤字幅が縮小した。旅行収支が633億円の黒字と単月として過去最高となったことが寄与した。2月は春節(旧正月)の休暇を利用した中国からの観光客が増え、単月としての訪日外国人客数が過去最高となり、消費が拡大したようだ。

企業が海外子会社から受け取る配当金収入などにあたる第1次所得収支の黒字は前年同月比4020億円(27.5%)増の1兆8622億円となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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