2019年3月25日(月)

7月の経常黒字4167億円、前年同月比30%減 市場予測も下回る

2014/9/8付
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財務省が8日発表した7月の国際収支状況(速報)によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は4167億円の黒字だった。黒字は2カ月ぶり。海外での直接投資で受け取る配当金の増加などで第1次所得収支は改善したが、燃料輸入の増加を背景に貿易赤字が膨らみ、経常黒字は前年同月の6004億円から30.6%縮小した。QUICKが5日時点で集計した民間予測の中央値は4456億円の黒字で、市場予測をやや下回った。

7月の貿易収支は、輸送の保険料や運賃を含まない国際収支ベースで8281億円の赤字。貿易赤字は13カ月連続。輸出額は自動車や金属加工機械などの輸出が伸び、全体では8.0%増の6兆2474億円。一方、輸入額は7.6%増の7兆755億円。原粗油や液化天然ガス(LNG)など燃料輸入を中心に輸入額が膨らんだ。貿易赤字は前年同月(7902億円の赤字)に比べ拡大した。

一方、旅行や輸送動向を示すサービス収支は4590億円の赤字で、前年(3356億円の赤字)から収支が悪化した。海外からの訪日旅行者数の増加で旅行収支が黒字化したものの、「知的財産権等使用料」の項目をはじめその他サービス収支の赤字が増え、赤字幅が拡大した。

第1次所得収支は1兆8531億円の黒字だった。海外での直接投資により現地企業などから受け取る配当金などが増え、黒字額は前年同月比で2.8%増加した。7月としては過去最大となったが、貿易・サービス収支で膨らんだ赤字が響き、経常黒字額は前年同月を下回った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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