2019年4月20日(土)

中間選挙受けた米株高で安心感(先読み株式相場)

2018/11/8 8:08
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8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発しそうだ。米中間選挙の結果を受け、7日の米株式相場が大幅上昇した。国内株市場は前日は米市場の動向を見極めたいとして持ち高調整の動きが広がっていたが、米株式相場の結果をみて投資家心理が改善し、買いが先行するとみられる。戻り待ちの売りが上値を抑えそうだが、市場では2万2500円を上回っての推移を見込む声もあった。

7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅続伸し、前日比545ドル高で取引を終えた。米中間選挙で上院では与党共和党が、下院では野党の民主党が過半数を握る「ねじれ議会」と市場の大方の予想通りの結果になり、重要イベントを通過した安心感から買いが広がった。外国為替市場で、対ドルの円相場が日本時間7日夕方時点と比べて円安・ドル高に振れていることも輸出関連株の買いを促しそうだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が日本時間の9日早朝に公表されるが、過度な様子見気分は広がりにくいとみられる。

8日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物12月物は上昇し、終値は前日の清算値を350円上回る2万2470円だった。市場では翌9日に特別清算指数(SQ)算出を控える中で「売り方による先物の買い戻しが上昇に弾みを付けそうだ」(国内証券ストラテジスト)との見方もある。チャート上の25日移動平均(7日時点で2万2429円)を上回れば戻りの強さも意識されそうだ。

個別ではスルガ銀に注目だ。8日付の日本経済新聞朝刊などは2018年4~9月期の連結業績について「最終損益が900億円程度の赤字になる見通しになった」と報じた。従来は前年同期比43%減の120億円の黒字を見込んでいた。大規模な赤字を計上する見通しとなり、自己資本の毀損などを懸念した売りが広がる可能性がある。

国内では、内閣府が寄り付き前の8時50分に9月の機械受注統計を発表する。ピークを迎えている主要企業の2018年4~9月期決算発表は、日産自東芝などが開示を予定している。資生堂も1~9月期決算を発表する。メルカリ(同社は7~9月期)やミクシィといった新興主力株も発表を予定しており、両銘柄による寄与度が高い東証マザーズ指数の先行きなどを見極める上で関心を集めそうだ。

海外では、日本時間9日早朝に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表される。また8日に中国の税関総署が10月の貿易統計を発表する。引き続き米中間の貿易摩擦の影響に関心が集まりそうだ。インド市場は休場となる。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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