LIXILグの4~6月、純利益12%減 本業好調で営業増益
LIXILグループが7日発表した2017年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比12%減の102億円だった。主力の水回り製品が好調で営業増益だったが、前年同期にあった一過性の為替評価益が消えたことが響いた。
売上高に当たる売上収益は1%増の4318億円、営業利益は28%増の186億円だった。主力の水回り事業は積極的な広告宣伝が奏功し国内で好調だった。建材事業も海外子会社の収益回復や大型物件が進捗したことで赤字幅が縮小した。
「年間の業績予想達成に向けて順調なスタートを切れた」(松本佐千夫執行役副社長)としたうえで、18年3月期の連結純利益は据え置いた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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