クックパッドの前期、9億6800万円の最終赤字 人件費など重荷
クックパッドが7日発表した2019年12月期(前期)の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が9億6800万円の赤字(前の期は4億700万円の黒字)だった。国内の新規事業や海外事業における人件費が増加した。繰り延べ税金資産の一部を取り崩しに伴い税金費用が増加したほか、海外連結子会社ののれん全額を減損損失として計上した影響も出た。
売上高は1%減の117億円、営業利益は82%減の3億600万円だった。有料会員数の増加は追い風となったが、広告売り上げが減少した。
20年12月期通期の業績予想は合理的な算定が困難として開示しなかった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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