旭化成の今期、純利益14%減に下振れ 化学品原料の市況悪化で

2020/2/7 13:21
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旭化成(3407)は7日、2020年3月期(今期)の連結純利益が前期比14%減の1275億円になりそうだと発表した。3%減の1430億円を見込んでいた従来予想から155億円下振れる。アクリロニトリルなど石油化学品原料の市場環境の改善がみられないことが収益の重荷になる。

売上高は1%増の2兆1900億円を見込む。2%増の2兆2210億円の従来予想から310億円下方修正した。営業利益は15%減の1785億円と、従来予想から145億円下方修正した。アクリロニトリルなどの市況が悪化した。化学品の基礎原料をつくるナフサクラッカー(エチレン設備)が20年1月に一時停止したことも響く。

業績予想の修正に伴い、20年3月期の年間配当を1株あたり34円と、従来予想から2円引き下げた。前期は34円だった。

あわせて発表した19年4~12月期の連結決算は、売上高が前年同期比微増の1兆5885億円、純利益が10%減の1038億円だった。住宅やヘルスケア部門は増収だったが、販管費の増加などを補えなかった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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