18年12月の景気一致指数 2カ月連続の低下、内閣府「輸出弱い」

2019/2/7 14:52
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内閣府が7日発表した2018年12月の景気動向指数(CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.6ポイント低下の102.3だった。低下は2カ月連続。「アジア向けのスマートフォン(スマホ)用部品が減少するなど、輸出が弱い印象だ」(内閣府)という。米中貿易摩擦や中国経済の減速などの影響が出たようだ。

内閣府は一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断を「足踏みを示している」に据え置いた。同判断は4カ月連続となる。一致指数を構成する9系列中、速報段階で算出対象になるのは7系列で、そのうち6系列がマイナスに影響した。

米国・アジア向けの自動車部品の輸出が減少するなど、商業販売額(卸売業)が低下した。スマホなどに使われるフラットパネルディスプレーの製造装置の輸出減がみられた投資財出荷指数(除輸送機械)の低下なども指数にマイナスに影響した。

数カ月後の景気を示す先行指数は1.2ポイント低下の97.9と4カ月連続で低下した。景気の現状に数カ月遅れて動く遅行指数は0.6ポイント低下の103.4だった。

CIは指数を構成する経済指標の動きを統合して算出する。月ごとの景気動向の大きさやテンポを表し、景気の現状を暫定的に示す。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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