丸紅の今期、最終黒字1000億円 年間配当は15円と大幅減配

2020/5/7 13:09
保存
共有
印刷
その他

丸紅(8002)は7日、2021年3月期(今期)の連結最終損益(国際会計基準)が1000億円の黒字(前期は1974億円の赤字)になるとの見通しを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が4~9月期にピークを迎えて徐々に収束に向かう一方、世界経済が回復基調に戻るには相応の時間がかかるという前提で算出した。一方、今期の年間配当は15円(中間7円50銭、期末7円50銭)と、前期(35円)から20円の大幅な減配を予定する。

売上高にあたる収益やその他の利益項目の見通しは開示していない。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=110円、原油価格はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物で1バレル=20ドルを想定した。新型コロナの感染拡大に伴う世界経済への影響は、22年3月期まで残ると想定している。

あわせて発表した20年3月期(前期)の連結決算は、売上高にあたる収益が前の期比8%減の6兆8276億円、営業利益が23%減の1338億円だった。食料や化学品などの事業が減収となった。資源価格の下落を背景に、石油・ガス開発事業やチリの銅事業などで一過性損失を計上したことで、最終赤字に転落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]