2019年4月24日(水)

1月の景気一致指数、3カ月連続低下 中国減速などで、判断下方修正

2019/3/7 15:14
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内閣府が7日発表した1月の景気動向指数(CI、2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比2.7ポイント低下の97.9だった。低下は3カ月連続で、2013年6月以来、5年7カ月ぶりの低水準となった。中国など海外経済の減速を受けた、生産や輸出の落ち込みが重荷となった。内閣府は一致指数の動きから機械的に求める景気の基調判断を「下方への局面変化を示している」に下方修正した。

基調判断が「下方への局面変化」となるのは、14年11月以来、4年2カ月ぶり。内閣府の基調判断の定義では「事後的に判定される景気の山が、それ以前の数カ月にあった可能性が高いことを示す」となっている。ただ、内閣府の担当者は「景気の拡大・後退局面の判断は、様々なことを総合的に考えて事後的に判定する」と語るとともに「今回の結果を受け、必ずしも後退局面入りしたと判定されるわけではない」としている。

一致指数を構成する9系列中、速報段階で算出対象になる7系列すべてがマイナスに影響した。海外向け産業ロボットや蒸気タービンなどが落ち込んだ投資財出荷指数(除輸送機械)が、もっとも指数のマイナスに影響した。中国向けの生産や輸出の落ち込みについて、内閣府は「春節の影響もあるようだ」と分析している。

数カ月後の景気を示す先行指数は1.3ポイント低下の95.9と5カ月連続で低下した。景気の現状に数カ月遅れて動く遅行指数は0.1ポイント低下の103.7だった。

CIは指数を構成する経済指標の動きを統合して算出する。月ごとの景気動向の大きさやテンポを表し、景気の現状を暫定的に示す。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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