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マクドナルド、今期最終赤字170億円 特別損失93億円計上

記者会見する日本マクドナルドHDのカサノバ社長兼CEO(7日午後、東京都中央区)

日本マクドナルドホールディングスは7日、2014年12月期の連結最終損益が170億円の赤字(前期は51億円の黒字)になる見通しだと発表した。仕入れ先だった中国の食肉加工会社が期限切れ鶏肉を使っていた問題を受け、売り上げが一段と落ち込んでいるため。鶏肉問題を巡り減損損失62億円、原材料の廃棄費用など31億円を合わせ、93億円の特別損失を計上する。同問題の影響を見極めきれないとして、従来予想は「未定」としていた。通期の最終赤字は03年12月期以来、11年ぶりとなる。

売上高は15%減の2210億円、営業損益は94億円の赤字(前期は115億円の黒字)、経常損益は107億円の赤字(同102億円の黒字)を見込む。鶏肉問題の影響が売上高を450億円、経常益を116億円下押しする見通し。同問題を受けて苦戦が続き、マクドナルドが同日発表した9月の既存店売上高は前年同月比16.6%減と、大幅な落ち込みが続いた。コンビニなど異業種との競争激化もあり、既存店売上高は9月まで8カ月連続で前年割れした。業績改善に向け、品質管理システムの強化や店舗スタッフの配置費用などを今期の費用に上乗せした。

都内で7日記者会見したサラ・カサノバ社長兼最高経営責任者(CEO)は、鶏肉問題を巡り「ご心配をおかけしたことに改めておわびを申し上げる」と陳謝した。食材の安全性に関し「(同様の事態が)2度と起きないよう、具体的なアクションに今まで以上に真剣に取り組む」と語った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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