国際石開帝石の今期、最終損益1360億円の赤字 コロナで減損

2020/8/6 16:17
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国際石油開発帝石(1605)は6日、2020年12月期(今期)通期の連結最終損益が1360億円の赤字になりそうだと発表した。従来予想(100億円の黒字)から一転赤字に転落する。新型コロナウイルスの感染拡大を背景にしたエネルギー需要の落ち込みなどによる原油価格の大幅下落で、グループ全体の資産を再評価した結果、20年4~6月期に約1924億円の減損損失を計上したことが響く。

売上高は、前期比38%減の7300億円と従来予想(39%減の7100億円)から200億円上方修正した。前期は決算期変更に伴い19年4~12月の9カ月間の変則決算だったため、前期を12カ月に期間調整した実績と比較した。営業利益は64%減の2030億円と従来予想(69%減の1720億円)から310億円引き上げた。

前提となる原油価格(ブレント)は通期平均で1バレル41.1ドルと、前回5月の発表時(同35.2ドル)から引き上げた。

同時に発表した20年1~6月期の連結最終損益は1207億円の赤字(前年の同一期間は824億円の黒字)だった。原油価格の下落や為替相場の円高が利益を圧迫した。決算期変更に伴い単純比較はできないが、前年の同一期間(19年1~6月)と比べて売上高は30%減の3916億円、営業利益は54%減の1237億円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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