6月の実質消費支出は2.7%増 夏休みの旅行費支払い膨らむ

2019/8/6 10:14
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総務省が6日発表した6月の家計調査によると2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり27万6882円と、物価変動の影響を除いた実質(変動調整値)で前年同月比2.7%増加した。7カ月連続の増加で、夏季休暇に向けた旅行費の支払いなどが膨らんだ。季節調整した前月比では改元に伴う10連休中の支出増の反動で2.8%減となった。

総務省による消費支出の基調判断は先月に引き続き「持ち直している」に据え置いた。消費増税による駆け込み需要はまだ本格化していないという。

消費支出の内訳をみると、夏休み中の旅行代金の支払いが増加し、宿泊料を含む「教養娯楽サービス」や鉄道・航空運賃などの「交通」が伸びた。価格の下がった4Kテレビの購入やパソコン(PC)用基本ソフト「ウィンドウズ7」のサポート終了を来年に控えてPCの購入も増加した。「移動電話通信料」は高齢者の利用者増で上昇した。

勤労者(サラリーマン)世帯の1世帯あたりの消費支出は30万8425円だった。実質で4.8%増となり、2カ月連続の増加となった。

同時に発表した4~6月期の2人以上世帯の消費支出(変動調整前)は1世帯あたり29万2973円。実質で前年同期比2.6%増だった。

6月の消費動向指数(CTI、2015年=100)は、世帯消費の平均額の推移を示す世帯消費動向指数(総世帯)が実質で92.6と、前年同月比2.4%増加した。世帯全体の消費支出総額を推計する総消費動向指数は102.0と前年同月比0.7%増加した。前月と比べると横ばいだった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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